講演およびシンポジウムの記録

平成15年・16年17年18年


今後の講演予定 

■講演とシンポジウムの記録

 

◆日時 平成18年1月18日(水)14:25~

主催:(社)全日本建設技術協会

 表題 第509回建設技術講習会記念講演「修験道について~現代的意義を考える」

 場所 奈良県立文化会館国際ホール 

員数 約700名

【反省と一口感想】

「昨年の10月に引き続いて、奈良県が担当する行政関連の全国大会に呼んでいただきました。今回は国土交通省がらみの大会で、(社)全日本建設技術協会という、橋やダムなどの公共工事関連の技術研修会でした。畑違いの修験道の話を大ホールでさせていただいたわけですが、講演中はあまり笑いも取れず、聞いていただいているのかいないの、イマイチ反応がわからなかったのですが、講演後の著書サイン会では70名近くの方が並ばれたので、講演内容に興味を持っていただいた確信が持て、ほっとしました。講演後に本が売れると、売れること以上に、講演自体の手応えを感じて嬉しいものです。」

 

◆日時 平成18年2月9日(木)15:30~17:30

主催:朝日カルチャーセンター・三重県共催事業

 講座名「対談 世界遺産・紀伊山地の霊場と参詣道」

 講師:久保田展弘(宗教学者)、田中利典

 内容:熊野三山、吉野・大峯、高野山の三聖地と、それらを結ぶ参詣道からなる世界遺 産。古来より日本人の精神文化に大きな影響を与えてきた紀伊山地の本質を解明  する。

 場所:朝日カルチャーセンター新宿教室

 (東京都新宿区西新宿2-6-1新宿住友ビル4階)

 入場料 会員 3,150 円 一般 3,670 円 

★→詳しくはここへアクセス 

http://www.acc-web.co.jp/sinjyuku/0601koza/A0502.html#

【反省と一口感想】

「不謹慎にも前日千葉の友人宅で夜更かししたため、かなり体調が悪く、最初のウチはなかなかテンションが上がりませんでした。久保田先生にフォローしていただく中で、中盤以降は少し調子も出てきて、自分なりに満足がいくお話しになったと思っています。実は朝日CCの講座だったのですが、親戚の叔父叔母が来ていて、その他東京近郊の本宗教師や知人にも案内したせいで、3分の1ほどが顔見知りでした。体調のわりには楽しく出演させていただきました。75点くらいは自己採点できます。」

 

◆日時 平成18年2月11日(土・祝)14:00~

主催:秋篠音楽堂運営協議会/奈良芸能文化協会

 表題 「金峯山寺の音・第一部蓮華会解説」

 場所 奈良ファミリー6階秋篠音楽堂 

員数 約350名

 入場料 前売り 3,000 円 当日 3,500 円

★→詳しくはここへアクセス 

http://www.akishino-ongakudo.com/dentou/n_060211.html

【反省と一口感想】

「いつもの世界遺産に絡む講演ではなく、今回は金峯山寺の伝統法会・蓮華会蛙飛び行事の解説を仰せつかり、お話しをしました。時間も半時間程度の予定ですので、足早に話さないとおさまらない状況でしたので、あまり詳しくは語れませんでしたが、リーフレットの解説や本公演の紀要集にも原稿を依頼されるなど、自分なりに勉強する機会にもなりました。また2部の法螺音用紹介に続く3部では会行事として、法要と蛙飛びの差配も仰せつかっていたので、前日からリハーサルをこなすなど、楽しい舞台となりました。1部、2部、3部とも入場者から好評を博したのは感激でした。本公演は是非、東京の国立劇場で再演出来たらと思っています。」

 

◆日時 平成18年2月18日(土) 14:20~

主催:吉野町立吉野病院

 表題 吉野病院職員研修・「修験道と吉野大峯」

 場所 吉野病院研修室 

員数 約40名

 資格 吉野病院職員

【反省と一口感想】

「地元吉野町の町立病院での講演ということで、かえって少し緊張しました。少し顔なじみの人もいるし、なにより白衣の看護婦さんやお医者さんを相手に、偉そぶって話すのは照れました。でもこういう地元の人に、世界遺産吉野山の認識を深めていただくことがもっとも重要なことであり、こういう機会を与えていただいて、有り難かったです。質問の時間も30分以上取らせていただき、楽しくお話し出来ました。」

 

■バーグ研修の集い・講演資料 

◆日時 平成18年2月25日(土) 21:00~

主催:レストラン・バーグ

 表題 「修験道について~今日的な意義は?」

 場所 五條市・レストランバーグ

員数 約40名

【反省と一口感想】

「私の弟子である泉澤氏が経営するレストランでの定期勉強会に呼ばれ、彼の仲間達にお話しを聞いてもらいました。夜の食事会を終えてからの講演ということで少しお酒をいただいていたせいもあって、口が軽かったかもしれませんが、予想以上に熱心に聞いていただくことが出来ました。講演後は質問もたくさん頂戴しました。私は質問コーナーが得意ですし、いろんなことを聞かれるのは自分でも楽しいですね。ただやはり9時からの2時間は疲れました。」

 

◆日時 平成18年3月9日(木) 14:20~

主催:吉野町立中央公民館

 表題 「世界遺産登録と修験道」

 場所 吉野町立中央公民館中教室

員数 約60名

 資格 自由参加 

【反省と一口感想】

「世界遺産登録を前後して発足した吉野町の観光ボランティアガイドさんの養成講座での講演でした。もちろん自由参加ですので、観光バランティア以外の方もたくさん聴講されていました。私の話はどちらかというと、私独自の視点があると思いますので、独善的と言われても仕方ないくらいなところがあります。でもそれくらいの気持ちで語らないとおざなりな話で終わってしまうと思っています。そういう意味では私の修験道観や吉野観はきっとボランティアの人たちのお役に少しは立っているだろうと自負するものがあります。蔵王堂を訪れるガイドの方が、どこかでしゃべった話をそのまま使っておられるところを何度か目撃したことがありますから。講演後、質問もいくつか飛び出し、まあまあの出来だったと思っています。今年度の講演はこれで終了。えーーと、来年度の講演予定があまり来てないのですが…。怒濤のように来ていた講演依頼ですが、そろそろ打ち止めでしょうかねえ。」

 

◆日時 平成18年4月21日・28日(金)

 主催:昭和女子大

 表題 昭和女子大特別講義「伝統文化の現場から・修験道の世界①」

 場所 昭和女子大学

参加者 35名

【反省と一口感想】

「3年連続の講義を依頼されました。今回は依頼の時期が遅れていたので、もう来ないものと思いこんでいたのでした。新しい生徒さんに交じって、3年連続うけていただいた学生もおられ、和やかにお話しすることが出来ました。でも少し受講者が減っているようにも感じました。今年で最後かもしれません。」

 

◆日時 平成18年4月29日(土)

 表題 「山伏が世界遺産になった」

 場所 群馬県・長光寺

参加者 約50名

【反省と一口感想】

「長光寺さんは私の高校時代の先輩O氏のお寺で、その先輩から依頼をうけて、昭和女子大講義の続きで行かせて頂きました。あまり修験とは馴染みがなくなった群馬での講演でしたが、長光寺の檀家さんらを中心にして集まっていただいた聴衆は最後まで熱心にきいていただきました。遠く群馬まで行った甲斐はありました。」

 

◆日時 平成18年7月14日(金)

 主催:関西仏教懇話会

 表題 関西仏教懇話会第308回定例研修「修験道ルネッサンス」

 場所 大阪・新阪急ホテル

 参加者 約40名

【反省と一口感想】

「日本を守る会関西支部として活動されている関西仏教懇話会の定期研修に講師としてお声がけいただくという光栄を得ての講演会でした。縁故宗派の念法真教さんが事務局を長年勤めておられ、長谷川元教務総長さんからのご依頼で出向致しました。なにしろ会員は薬師寺や四天王寺の管長さんや延暦寺の元執行さんなど、関西を代表する高僧の方々ばかり。さすがに緊張の講演会でした。それにしても厚かましいものだと自分自身呆れながら、そういう高僧方を相手にいつもの調子でお話しが出来ました。ま、犬鳴山修験の東條仁哲管長さんや三千院の大島執事長など親しくしていただいている方がおられたお陰でもあります。日本を守る会の方々ですから、いつもより、かなり右よりの話になりました。」

 

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